夜空の星を眺めていると、なぜか心が安らぎます。そよ風、ろうそくの炎、星の瞬き、小川のせせらぎ、蛍の発光パターンなど...。自然界の多くの現象は、1/fゆらぎと呼ばれるゆらぎ方を示します。このゆらぎは全くのでたらめではなく、ある程度規則性を持った心地よいゆらぎです。
 現代人はゆらぎのない人工的な環境下での生活を強いられています。そこで弊社では、生活空間に自然界の1/fゆらぎを導入しようと、1/fゆらぎを用いた商品開発を行っています。また茨城大学と共同で、理論的な研究も進めております。



●比べてみよう!(18回鳴きます)

以下は、規則的な間隔で鳴く「鳴き声」の発生タイミングを、
ランダムないしは1/fゆらぎでゆらがす実験です。


   規則的(一定間隔)( .WAV)

   ランダム ( .WAV)

   1/fゆらぎ( .WAV)



   規則的(一定間隔)( .WAV)

   ランダム ( .WAV)

   1/fゆらぎ( .WAV)



   規則的(一定間隔)( .WAV)

   ランダム ( .WAV)

   1/fゆらぎ( .WAV)


1/fゆらぎは、
規則性とランダム性との間の中間的な性質を示します。


●アルゴリズム

1/fゆらぎを示すアルゴリズムには、様々なものがあります。
例えば、セルラーオートマトンや、間欠カオス、1/2階積分法などです。

しかし、例え同じ1/fゆらぎでも、統計的な性質は、アルゴリズムによって異なっております。

上記のアルゴリズムの中で、自然界と似た統計的性質を示すのが、
1/2階積分法による1/fゆらぎです。
しかし、計算時間が膨大にかかるという欠点があります。

上記の実験では、間欠カオスによる1/fゆらぎを用いました。
次式によって計算されます。

X(t)<0.5の時
X(t+1) = X(t) + 2 * X(t) * X(t)

X(t)≧0.5の時
X(t+1) = X(t) - 2 * (1-X(t)) * (1-X(t))

X(t)は、0〜1の値を示します。

この低周波成分を用います。
(高周波成分も含むと、ランダム(ホワイトノイズ)とあまり区別できません)


●少し長めの1/fゆらぎサンプル●

  サンプル(.WAV)

  サンプル(.WAV)


2番目のサンプルは、
実際に記録した脳波を人の耳に聞こえるように変換したものです。


カオス?●

上記の式は、一次元カオスとも呼ばれます。
初期値を設定し、式を計算すると、次々に次の時刻の値が算出されます。
面白いことに、カオスを作る式は、一度計算した値と全く同じ値を計算しません。

式は決定論的なのですが、長期予測不可能性(ランダム性)を有しております。
予測できそうでできないところが、人に飽きを感じさせないのかもしれません。
人間の脈波や神経細胞の活動などもカオス性を有するという報告があります。

カオス性を評価する方法には、相関次元やリアプノフ指数など、いくつかあります。

最近では、これらの評価方法を使って、
病気やストレスの診断などへの応用が行われております。
弊社でも、まだ基礎段階ですが、カオスやニューラルネットなどを用いた
健康・ストレス評価方法を研究しております。


応用例●

パターンデザインソフトの開発

近日、評価版の無料ダウンロード開始予定。


イルミネーション制御装置の開発

マイコンチップ搭載により、多彩な制御を実現。
LEDなどの光源を幻想的にゆらがせることが出来ます。
明暗の変調は、PWM方式を採用しています。

ご相談承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。
0294-52-8888


iモード用コンテンツの提供

ゆらぎ振動iアプリ、待ち受け画像のみ、
現在試験的に公開中。ゆらぎ振動をぜひ体感してみて下さい。
(504iのみ)
www.xyj.co.jp/i/yuragi

もっと知りたい方は「http://www.athome.co.jp/academy/physics/phy03.html」へどうぞ。

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